全国の古民家に行ってみた 〜千年の都京都編〈part2〉〜

こんにちは、山本です。
移動が忙しく更新が遅くなり、時間軸のズレが生じています。

今日は京都第二弾です!
泊まっていた「三条宿」を出て、烏丸御池に向かいます。

エニアックインターナショナル社の代表・松川恵一さんに会わせて頂くためです。
昨日に引き続きシーデザイン株式会社の木村さんに紹介をして頂きました。
ありがとうございます!

松川さんは、長年デザインの世界で活躍している方で、京都界隈でいくつかのお店を運営しています。
そういった経験に基づいたお話をして頂きました。

■伝統工芸の未来とは

京の伝統工芸の存続についての話が僕にとっては印象的でした。
伝統工芸が昨今見直されてきているとはいえ、現在の目まぐるしく進んでいく近代化の中で需要を見出すことはかなり難しく、一つの商売として行っていくのは中々に大変であるとのことでした。
伝統工芸を継続するためにも実際にどうやって利益を出していくのか、そこはしっかり考えなければいけない部分なんだと思いました。
これは伝統工芸だけでなくてほかのことにも当てはまるかもしれません。大きな気付きでした。

■京都駅から祇園へ

午後は時間もあるのでがっつり町並みを見て回ります。
祇園を目指して、京都駅から歩いていきます。

さり気ない景色にも趣があります。

鳥たちが良い感じの味を出してます。

多すぎるとちょっと違うかな・・・

そして祇園に着きました。

■風情漂う「祇園」

素晴らしい町並みです。

脇道もまた良いです。

祇園を巡ったことでより京都の文化を実感出来ました。大満足です。
そして今日の宿へ向かいます。

■本日泊まった古民家は・・・なんとヒミツです!

本日泊まった古民家は、宿名を出すことをやめることにしました。
というのも、宿の方と色々と話を聞かせて頂いたのですが、「ここの宿に来るときは、先入観を持たずに純粋な気持ちで何かを感じて欲しい」からとのことでした。
もちろん宿名を載せること自体に罰則がある訳ではありません。
ただ、宿の方の信念を伝えるためにも、あえて宿名は出さないことにしました。
思いを感じる、本当に素晴らしい宿でした。

その他にも、京都市の古民家についての話を教えて頂きました。
なんと約五万軒ある京都市の古民家のうち、毎年1000軒ほどが無くなっているそうです。
その話をされたとき宿の方の様子は、やはりどこか無念そうでした。
全国の中でも特に昔の町並みが残る京都でもそういった現状があるということにショックを感じられずにはいられなかったです。

■最後に・・・

京都の古民家巡りはひとまずはここでおしまいです。
まだまだ見たりないですが、先を急ぎます。
ではではー!

■ヒミツ

宿泊費 :???
住所 : 京都市内