クチコミには法則がある。話題を爆発的に広げるための方法とは?

こんにちは、山本です。来年度からボノに入社予定です。
よろしくお願いします。

この前ふと「クチコミってどのように広まるんだろう?」ということについて疑問に思いました。
なので早速調べてみることにしました。

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにするクチコミの法則(ソフトバンク文庫)

今回、調べるために読んだのは、
世界で200万部超の大ベストセラー作家であり、
いま世界でもっとも人気のあるコラムニストであるマルコム・グラッドウェル氏の著書、
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則(ソフトバンク文庫)』です。

クチコミ

■クチコミの広まり方

クチコミは感染的である

クチコミは意図的に発生するのではなく、
自然に発生し、周りを感染していくそうです。

確かにそうですよね。良いモノを見つけると、
別に誰かに言われた訳じゃないのに教えたくなりますよね。

小さな変化が大きな変化をもたらす

クチコミが広がっていくとき、始まりはほんの些細なものであるそうです。

何気ない行動が大きな変化をもたらすというのは中々不思議ではあります。

変化が急激である

クチコミは徐々に広がっていくものではなく、
劇的に広がっていくそうです。

そして全てが一気に変化する劇的な瞬間を、
本書では『ティッピングポイント』と呼んでいます。

爆発

■ティッピングポイントを迎えるための条件とは?

少数者の法則

クチコミの爆発的な感染は、
一握りの例外的な人たちによってなされるそうです。

本書ではその例外的な人たちを、
媒介者(コネクター)、通人(メイヴン)、セールスマン、
と読んでいます。

● 通人(メイヴン)
⇒あらゆる情報に精通している。情報のプロ。

● 媒介者(コネクター)
⇒多くの友人や知人を作る特別なコツを体得している人。

● セールスマン
⇒人々を説得する技術をもった人。

クチコミは、まず情報がメイヴンによって知られ、
そしてコネクターに橋渡しされ、更にセールスマンよって人々が
説得されることによって爆発的に感染するそうです。

粘りの要素

クチコミが爆発的に感染するには、その情報が変化を生み出すほど、
誰かに行動をうながすほど記憶に残るものである
必要があるそうです。

背景の力

クチコミの爆発的の感染は、周りの状況に大きく関係しているそうです。

そして、微妙で些細な要素が、爆発的な感染に作用するということです。

■最後に・・・

クチコミはなんとなく広まっているのでなく、
条件が整ったのちに広まっていくということがわかりました。

これを踏まえて、普段から行動していきたいと思います!