決算と紗季さんと投資の話

横山です。
渋谷駅の柱や壁に貼ってある広告ポスターは、週替りでがらっと変わります。

今週は相武紗季さんを中心とした若いOL風の5人の女性が、ピンクの背景でニコニコしている広告がいたるところに掲示されています。

新入社員を狙った保険会社の宣伝かと思ってましたが、じっくりみてみるとプロミスじゃないですか。
なんですか、この爽やかな「サラ金」は。
そういえば、テレビCMでもガンガン流れてもいるじゃないですか。

お客様のことを「もっと」考えたい、というのがテーマらしいですが、いやちょっと待てと。
もっと考えてくれるなら、簡単な審査だけで若者に金貸したらだめだろ。

年収と借金がどのぐらいあるのかの「過去」だけじゃなくて、これから何に使うのか「未来」を重視するべきだろ。

お金を、いつ、どこで、なんのために使いたいのか。
近い将来、自分に何をもたらしてくれるのか。
前向きで胸を張った投資となるのだろうか。

そういったところを、綺麗なお姉さん(相武紗季さん)とスタバで隣合わせで座りながら、一台のノートパソコンを覗きこんでじっくりと相談に乗ってくれるわけです。

たまに頭と頭がごっつんこしたり、マウスを掴もうとしたら手と手がふれちゃったりして「あっ」とか言っちゃたりして、真剣にお金のことを語り合うんです。

そんで、収支計画に「○月○日:プレゼント購入(雑費)」という項目が見つかっちゃって

紗季「え、もしかして、これ私の誕生日・・・?」

と相武紗季ちゃんが顔を赤らめながら言うんですよ。

重いけど甘酸っぱい空気が店内に珈琲の香りとともに漂い、
ついに沈黙に耐えられなくなった紗季ちゃんが

紗季「こんなの、だめですよ・・・」

と、聞き取れないぐらい小さな声で言うもんだから、勇気を出して言ってやるんです。

「み、未来の投資っスから!」

ぃやっほーーーーーーーーーーーーい!

って妄想話を熱く語っていたら、周囲からものすごく冷たい視線が。。。。

-----

話は変わりますが、ボノの前期決算は明るい気配を感じています。

今のところ、会社の投資は、人への投資が中心です。
お金的な余裕が無い分、自分を育てる、人を育てるというのがテーマです。

来期はそこに、新しい事業領域に挑戦することになります。

「大きな夢を掲げつつ、来期の現実的な短期と長期の財務と人事計画を立てよう」というのが、今期、私に残された最後の大きな仕事です。

ではでは。