【開催レポート】大学生×社会人のコラボ企画『宮津まちづくり応援ワークショップ』
こんにちは山本です。
14日のワークショップに続けて、5月28日、ボノは「宮津まちづくり応援ワークショップ」を開催しました。
今回は「枠に収まらない、規格外のアイデアを生み出す」ということを目的として、大学生の方々が参加!
その期待に負けない、ぶっ飛んだアイデアが学生の方々から次々と飛び出し、それを社会人の方々がカタチにするという、熱いワークショップになりました!
■まずは挨拶から・・・ボノはトラブルメーカー!?
始めにボノ代表の横山の
「ボノ株式会社は、トラブルメーカーです。」
という衝撃的な挨拶から始まりました。
今、当たり前だと言っていることは、本当に当たり前だろうか?
新しいことを始めることは、問題提起を起こすこと。
平和に仕事をしている人から見ればそれはトラブルであるかもしれないけど、ボノはその問題提起を世の中に次々に起こして行くんだと力強く語っていました。
このアイデアソンで、既成概念を打ち破ることは果たしてできるのでしょうか・・・
■アイスブレイク!地元の短所を長所に変えてほめまくる!!
挨拶がおわると、アイスブレイクへ。
テーブルごとに、出身地の短所を長所に変えて褒めまくります。
この時点ではまだそれぞれのグループの中で緊張感があったのですが、
アイスブレイクをきっかけにちらほら笑いが聞こえるようになり、参加者のみなさんもリラックスできたようです!
■宮津・天橋立の紹介〜宮津の課題と未来〜
アイスブレイクが終わったあとは、宮津市職員である増馬武彦さん、後藤大智さんから、宮津市の紹介をして頂きました。
日本三景の天橋立で有名な宮津ですが、観光客が別の場所で宿泊するという、通過型の観光地になってしまっている課題があるそうです。
どうやったら宮津の中にお金が落ちるのか。
ワークショップにおける一つの考えるべきテーマとなりました。
一方宮津市は、実はお米の名産地でもあるとのこと。
京都丹後産コシヒカリは、米の食味ランキングでなんと魚沼産コシヒカリ同じ「特A」を獲得しているそうです!
これは絶好の素材である!ということで参加者のみなさんも興味深く聞いていました。
その他にも宮津に対する理解を深めるため、「MIYAZU QUIZ」が行われたりと、充実した宮津紹介になりました!
■パネルディスカッションへ。議題は「住」と「観光」!
続いてパネルディスカッションへ。「Uターン・Iターン」と「観光」の二つの議題を立てて話し合いをしました。
一つめの議題は「Uターン・Iターン」。
実際に福井県坂井市の竹田地区に1年間住んで活動を行っていた、東洋大学の二宮慶典君から、
自分がしてきた経験を基に質問をしてもらいました。
「宮津にはUターン・Iターンを支援する制度はあるのか?」という質問に対して、宮津市役所の後藤さんが答え、話が広がっていきます。
最終的には、「どのような条件があれば宮津へのUターン・Iターンを促進出来るのか?」という話題になり、学生に限らず社会人の方からも様々な意見が飛び出ました。
2つ目の議題は「観光」。
今回参加して頂いた、早稲田大学観光学会「わせとら」さんから、質問の口火を切って頂きました。
質問を通して、宮津には天橋立だけでなく、日本最古の畳敷きのカトリック教会があったり、また船屋のある井根湾が同じ丹後半島である伊根町にあるなど、様々な観光資源があることが判明。
「課題はもちろんあるかもしれないが、宮津は大きな可能性を秘めている」
という意見が挙がりました!
■いよいよワークショップ開始!
そしていよいよワークショップ開始!
最初は個人ワークから始まりました。
【個人ワーク1】スターバックスならぬライスバックスで宮津産コシヒカリを売れ!
最初の個人ワークは、「スターバックスがもしお米専門カフェを作ったら、売れまくる宮津産コシヒカリを考える」というテーマ。
「舞妓さん姿の店員が茶室風の店内で米商品を売る」というアイデアや、「稲作スペースを作る」というアイデアなど、ユニークな案がたくさん出てきました!
【個人ワーク2】100万円・宮津の旅を考える!
2つめの個人ワークは、「宮津で100万を使い切る、100万円・宮津の旅を考える」というテーマ。
100万円を使い切る旅というのは一見不可能なことのように思えますが、天橋立を絡めた発想や、ギャンブル要素を絡めた発想など、よくよく考えたらいけるかも!という案もありましたね!
【個人ワーク3】「もし○○してくれれば人口が倍増するのに!」
3つめの個人ワークは、「○○してくれれば宮津の人口が倍増するのに!」の○○の部分を考えてみるというテーマ。
これに関しては、人口が倍増しそうな妙案がたくさん出てきたのですが、現時点では法律的にちょっと厳しいものが多かったですね!
法改正に期待したいところです!
【個人ワーク4】アイデアスケッチ
4つめのワークは、「宮津がまるごと素材なら、明日から始められるビジネスを考える」というワーク。
今までのワークを参考として、一人ひとりが持っているビジネスアイデアをスケッチしてもらいました。
【セッションワーク】社会人が学生のアイデアをカタチにする!
そして今回のワークショップのメインディッシュである、「社会人が学生のアイデアをカタチにする」ワークへ突入!
社会人の方々が学生の中に入ります。
それぞれが出した学生のアイデアを一つに絞る作業へ・・・
悩みながらも選び出していきます。
選び出されたアイデアを、「表紙」・「目次」・「特集記事」からなる雑誌にまとめてもらいます。
雑誌の編集中・・・!
【社会人×学生】セッションワークの発表!
雑誌が完成しました!
それぞれのグループの大学生に発表をしてもらいます。
どの大学生も、プレゼンがすごく上手いです!
■結果発表!優勝したグループはいったい・・・?
優勝したのは、グループDの「スドマリ・マッチングサービス」!
宮津市役所の後藤さん、増馬さんから丹後コシヒカリが贈呈されました!
他のグループのアイデアも、「釣りの出来る舟屋ゲストハウス」、「竹簡プロポーズ」、「天橋立×竹素材結婚式場×ウェディング」など、素晴らしいものばかりでした!
■結びにかえて・・
今回のワークショップも大勢の方に参加していただき、大盛況のまま閉幕することができました。
少ないスタッフによる運営でいつも苦労していますが、協力者も少しずつ増え、少しずつですがイベントの内容も進化してきているように思います。
参加してくれたみなさん、イベントに協力して下さった社会人の方々、本当にありがとうございました。
次回はまだ未定ですが、ご期待ください!