東京と地方をつなぐ〜四国ツアー 愛媛編〜

こんにちは、谷津です。

僕は日本列島の中で唯一足を踏み入れた事の無い場所があります。
(離島は別です)

それは、、、四国!
瀬戸内海と太平洋に囲まれ、海の幸、山の幸が豊富にある四国。

生まれてから31年間、なぜか縁のなかった場所でしたが
今回とっても良い縁を頂けたので四国ツアー(愛媛、徳島)に行ってきました!

飛行機で四国へ!

11月17日(月)早朝。
前日から万全の準備をした為、待ち合わせ時間より
1時間も早く成田空港に到着。

「ん?なんで国内に行くのに成田?」
と思われる方もいるかもしれませんね。

実は、成田ー松山間はLCC(格安航空会社)の便があるんです。

今回僕らは出張とはいえ、コストは安い方が良い!
ということでLCCのチケットを取ったという訳です。

出発の1時間前に着いたため準備も万全のはずでした。

飛行機に、乗れない・・・

しかし、そこでトラブルが・・・。

今までの経験から僕は国内線は15分前に到着すれば問題無いと思っていました。
けれども今回は成田空港という国際空港を利用していたため、出発ロビーに30分前に集合しなければならなかったのです。

僕たちは11時50分には手荷物検査を終えて
出発ロビーの手前のお土産売り場兼食事が出来る場所で
優雅に弁当を食べていました。

本来なら、12時5分には出発ロビーに着いていなければいけないのに
僕らは50m程手前で弁当に夢中。

はい。
もうお分かりですよね(笑)

僕らが出発ロビーに着いた時。
既にバスは出発した後でした。

完全に僕らのミスでした。
成田空港からLCCを使おうと考えている方!
僕らみたいな失敗はしないでくださいね〜。

東京と松山を繋ぎたい!

12時35分発の飛行機に乗れなかった為、夕方の便に振替をしてもらい
なんとか松山入りを果たせました。

さて、ここからが本題です。
(トラブル話が長かった〜。)

僕らが愛媛に来た理由は、只の観光ではありません。
地方と東京を繋ぐ活動の中で、僕らの本業のITでも地方と東京を繋ぐことは可能だと思い
1年程前から、愛媛在住のエンジニアの方とWEBシステムの開発の仕事をしていました。

毎日のようにskypeで打合せをしますので
時間が経つに連れて打ち解けていき、よくよく話を聞いてみると東京で仕事をしていた
技術力のあるエンジニアの方が地元(松山)に多数帰ってきているとのこと。

地域Rubyの勉強会やアジャイル四国という活動にも多数のメンバーの方が
参加されており、東京にも負けないくらいパワフルなエンジニアの方がいるとのこと。

そんな話を聞いてしまった日には、もう松山に行くしかありません。
ということで、晴れて松山に来ることになりました。

愛媛のシステムエンジニアのみなさんと会合

僕らと一緒に仕事をしているエンジニアの方の呼掛けで
当日は7名のエンジニアの方が集結。

しかも、全員が違う会社。
聞くところによると勉強会で知り合った仲間とのこと。

松山の活性化と自分たちのITの仕事の両軸で
夜な夜な熱い話をしているようです。

WEBサービスのアーキテクトから考え
開発計画に落とし込めるような方も仲間には多いようで
一つの会社に所属しながらも松山というコミュニティ全体で
仕事をしているとのことでした。

さらに、地方は人口減少に伴う少子高齢化、空き家、荒廃農地、
産業の衰退と様々な課題があり、様々なデータも揃っています。

そのデータをシステムエンジニアという立場で活性化の為に
何かに使えないかを考える勉強会もあるようで、自分が生まれ育った故郷を
盛り上げたい!という使命感を持ったエンジニアの方が多いのが印象的でした。

地方で働く新たな可能性

地方には仕事がないと聞きます。

確かに地方のみで完結する仕事は減ってきており、
大きな課題だとは思います。

ただ、IT業界だけで見てみれば東京にある抱えきれない程の仕事量を
地方で活躍している使命感をもったエンジニアの人と共にこなしていく。

その活動の延長に地域の活性化につながる取り組みが生まれていけば
少しずつではありますが、地方も元気になってくるのかなと。

まだまだ実感するには至っていませんが、
そんな可能性が見えた松山の夜でした。

次回は徳島編を書きます〜!

ではでは!