研究発表会、はじめました。

横山です。

他の社員にも記事を書いて貰おうと思っていますが、人に見せる文章を書くこと意識しすぎているのか、なかなかネタに苦戦しているようです。

しばらくは、私の更新が続くかもしれません。

新入社員による研究発表会1

4月から、週1回程度を目標に、全社員持ち回りで「研究発表会」を行なっています。

今年入社した写真の新人は、「ディベートを活用した新規事業の立ち上げ」をテーマに、何度かに分けて発表しています。

彼は大学時代、「ディベートサークル」のリーダーであり、面接でもその経験を熱く語っていました。
なんでも、数々の大学と交流試合を行い破ってきたそうです。

それだけにディベートの知識も思い入れも深いようで、第一回の発表会では「競技」であるディベートについて、無知な私にも非常にわかりやすく丁寧な説明をしてくれました。
さすがですね。

今後、この「ディベート」という材料が、どういう事業企画に化けるのか期待しています。

新入社員による研究発表会2

この研究発表会、3つのルールがあります。

・テーマは自由
・持ち時間は約20分
・ペーパーレス、支給のiPadを使って提案する

気軽にやろうということで始めたわけですが、
社長である私が言い出したこともあり、私も何か発表する事になりました。

正直、最初は軽く考えていました。
今まで仕事で提案してきたものをかき集め、それをベースに適当に話してお茶を濁せばいいだろうぐらいに思ってました。

しかし、甘かった。

社員たちの発表を聞くたび、
その内容に突っ込みを入れるたび、
「じゃぁお前はどうなんだ」と、ブーメランのような鋭い突っ込みが返ってくる危険性が上がって行きます。

そりゃもう、ハードルがぐんぐん上がります。

結局、発表会の前日、夜中の3時過ぎまでかけて資料を作ったテーマは、

「国家の経営とは?」

小学生の社会科みたいなテーマですが、「会社経営」と重ねあわせて説明しました。

◆国の「歳入」と「歳出」について
◆「一般会計」と「特別会計」とは?
◆「予算」と「決算」のスケジュールについて
◆「国の組織体制(1府11省)」

それにしても、20分でまとめるには壮大で重すぎるテーマでした。

結局、20分では語れず、30分を超えてしまいました。
一夜漬けでテロップを作ったので、練習もなく時間配分を誤りました。
(最後の国の組織体制はいらんかった)

池上彰がいかにすごいかを思い知らされます。。。

経営の基礎知識(国家の経営とは)

弊社の仕事は、ほとんど提案が中心です。
時にはチームを組み、時には一人で語ります。
相手が一人の時もあれば、数十人の時もあります。

どんな相手に対しても上手な提案をするためには、書籍などで知識を得るだけでなく、
自分自身で材料を集め、企画にまとめ、
意見してくれる人がいる場で数多く話しまくるしかありません。

だから社内活動とはいえ、研究発表会は非常に良い教育の場となっているように思います。
社員が増えていったとしても、末永く続けたいですね。

私自身も新人社員に負けないように、
次回発表予定の「地方行政の経営とは?」では、もう少し焦点を絞り込んで提案に挑みたいと思います。

ではでは。